今日は水曜日


燕の巣を1時間近く 眺めてた。

 生温(なまぬる)い磯(いそ)から、塩気のある春風(はるかぜ)がふわりふわりと来て、親方の暖簾(のれん)を眠(ねむ)たそうに煽(あお)る。身を斜(はす)にしてその下をくぐり抜ける燕(つばめ)の姿が、ひらりと、鏡の裡(うち)に落ちて行く。
夏目漱石の「草枕」の一節だが、 
親方の暖簾(のれん)て何なんだろう。 褌(ふんどし)のことかな?

ひらり  午後の仕事が始まる。

「今日は水曜日」。 
うまく合うようにする  仕合せ  いあわせ  幸せ。