昨夜の夢

 男女が共にダンスを愛し、互いを尊ぶ表情で踊っている。
その様に私は魅了されているのである。
 それにしても、女性の背中の表情は私が考えるに、白雪姫のお話に登場する小人達じゃなが、筋肉を小人達が トン・トン せっせと動かしているのではないかと感じてしまう程 女性自身の自律性を感じさせない動きをしているのである。 そして、 身体は日輪の光の中でオーラの様な膜に包まれ、ダンスの妖精に操られている白雪姫のように 自我が消されて舞っている。
 あたかも菩薩の様に思えんばかりである。
 菩薩を道案内するは童子童子も一心不乱に案内するから 自我が消え 互いに二人は現世から遊離しているがごとく感じてしまう。
かとて、童子は時に案内を違わないように 現世(見物人)と交信を行う その様を我は目の当たりにし 自分の立ち位置に はたと気づき、現世を意識することによって なおいっそう 高貴な菩薩との距離を感じ その菩薩を身近に観ていることに感激、感動させられるのである・・・
 夢

夢覚めて
  童子の凄さを思う。