節分

 私が幼いころ 節分には 「豆まき」と半紙に数え年の数だけ豆をくるんで テルテル坊主のような形にして おまじないをするのです。 まずは 頭が良くなりますように 目が悪くなりませんように お腹が丈夫でありますように 足が速くなりますとうに 頭のテッペンから足の先まで それぞれが思うことを願って ひと通り終わると そのテルテル坊主のようなものを 自分の後ろに投げるのである そして その投げたものを見てはいけないと 母から言われた思い出がある。
 投げたものは 壬生寺に持っていくと母が言ってました。
あと、 数えの年の数の豆を食べるのですが 五つ や 六つ すぐ食べてしまうので いつも こっそり盗み食いをしてました。 そう このころて子供の歯が生え変わる時期でしょ 豆が子供の歯の間に入り込んで 歯が割れて 痛さで 転げまわって 泣いていたことを思い出しました。(こっそり食べた罰じゃないよね)
 ただ 我が家には 太巻きを食べる 慣わしがなく 今でも 私の中では 太巻きを食べることに ピンとこないのです。幼い時の習慣て凄いですね。
“福は内 鬼は外” 朝 すずめが豆をつついてる。“福は内 外にも惠を”